「お風呂」と一致するもの

Nさま邸の断熱サッシ工事は、
1.今の一枚板ガラスアルミ枠サッシを、断熱ペアガラス複合サッシに取替
2.今の一枚板ガラスアルミ枠サッシの内側に、樹脂製サッシ「インプラス」を取付け
この2つのパターンで進めます。

1.の利点は、二重サッシでの開け閉めの煩わしさがない
2.の利点は、工事が簡単で、費用が安い
ですので、場所に合わせて提案させていただきました。

特に、今回は「出窓サッシ」がいくつかあリます。
出窓サッシでは、特に熱の奪われ方が大きいので、
樹脂製サッシの内窓にも、ペアガラスを入れることにしました。

また、お風呂では裸になるので、特に寒さが身にしみます。
こちらでは、ペアガラスの1ランク上「Low-Eペアガラス」にしました。
せっかく断熱サッシにするのですから、
暖かくなければ意味がありませんからね。

こんな風に、予算と効果を考えて、
一番お客さまに喜んでいただける提案を心がけています。

お風呂の断熱サッシ

お風呂に付けた「樹脂製内窓サッシ -Low-E仕様-」

 

2010.11.14

久しぶりにユニットバスの水栓の修理です。
実は、うちのお風呂で、8月ごろから調子が悪く、
温度の調節がうまくできませんでした。

お客さまのところなら、すぐに対処するのですが、
「紺屋の白袴」
温度調節の部品を注文したのが10月。
「寒くなって、暖かいお湯が全然出なくなった!」
と文句を言われて、やっと交換作業に入りました。

水栓は、INAX製 BF-7145TN
いつものように、メーカーのサイトから部品展開図を入手して、
事前に入手しておきます。
(注文は、いつも設備関係の機器を購入している業者さん)

ユニットバスの水栓

 

 

ユニットバス水栓の品番

今回は、水栓の下に、品番が書かれたシールが残っていたので、
部品の注文は楽勝。

水栓の左側の温度調節部分を取り外して、
水栓の温度調節を取外し

 

新しい温度調節の部品を入れれば、
完了!

新旧の温度調節器

 

のはずが・・・。

 

暖かいお湯が出てきません。
いろいろ調べると、給湯機の調子がよくないようです。
困った!

新築以来9年ほど使ってきたので、
そろそろ壊れてもおかしくないなとは思っていましたが、
ちょっとショックです。

ちなみに給湯器の寿命は、7年から10数年。
家族数が多くて、使用頻度が高いことを考えると、
早く寿命が来たとは言えませんね。

とは言っても、交換するには20数万円くらいかかるし、
修理しても、あとどのくらいもつのかわかりません。
お客さまが、判断に迷われる気持が、
すごくよくわかりました。

うちの、大蔵大臣に相談します。

 

お客さまから、メールで、
「お風呂のシャワー水栓の水栓が壊れた」
と緊急連絡がありました。

早速お伺いして確認すると、
シャワーと蛇口を切り替えるレバーが機能しません。
プラスチックの部品がすり減って空回りしていました。

水栓にメーカー名と品番は書いてあるので、
分解図を取り寄せて部品を注文すれば
簡単に直ります。
(旧MYM製、MS616)

問題は、部品が届くまで、
「壊れたレバーをどうやって使えるようにするか!」

一度会社に戻って、部品取り用の水栓などを探しますが、
うまく合うような部品が見つかりません。
ふと、普通の蛇口に目がいって・・・。

非常にうまく応急処置できました。

臨機応変

 

見た感じは、すごくおかしいですが、
機能的には十分応急処置になります。

臨機応変な感覚がとても大切な「応急処置」です。


 

ユニットバス工事のMさま邸、
完成しました。

完成、ユニットバスMさま邸明るくなって、
暖かくなって、
きれいになって、
便利になった。

 

お客さまに、大喜びされたお風呂です。


改造前は・・・

タイルのお風呂は寒い、狭い

実は、こちらのお風呂、
電気式の24時間風呂でした。
機械の掃除や、いろいろで、
使いにくかったそうです。

今回、新しく石油給湯器付き風呂釜にしたので、
お湯はりも自動でできます。
ボタンひとつで、設定温度、設定湯量に
自動的にお湯を入れてくれて、
4時間は、その状態のまま保温してくれる
便利な機能がついています。


私たち建築業者には、このような機能は「当たり前」
と思ってしまいがちですが、
お客さまにとっては、知らない方もいらっしゃいます。

提案して、「へ~、今はそんなに便利になっているんですか?!」
と感動していただいて、取り付けて、使っていただいて、
より一層感動していただく。
そして、感謝していただく。

本当に、やりがいのある、素敵な仕事です。
感謝。

 

 

こちらのお客さまの1番の要望は、
「暖かいお風呂がほしい」でした。

最近のユニットバスは、断熱材で浴槽が包まれていて、
お湯が冷めにくくなっています。
でも、これもオプションの場合があり、
注意しないと、ちょっと前仕様のまま納品されることも・・・。

見積もりの時から、
浴槽まわりの断熱、壁天井の断熱、
洗い場の断熱、すべてに断熱材を入れるよう
プランを組みこみました。

トステムの担当者さんには、
「うちのユニットバスは、今後この仕様でお願いね!」
と、「あったかお風呂仕様」を伝えてワンランクアップ。

ユニットバスの断熱のほかに、
外壁の壁には断熱材をさらに追加して、
寒い信州の冬も、快適にお風呂にはいれるようにしました。

浴槽まわりも断熱材たっぷり

 

壁も断熱材たっぷり

 

お風呂タイムは、1日の疲れをいやす大切な時間です。
そんな時間をもっと快適に過ごせるようにするために
皆さん、お風呂の改造を希望されていると思うので、
プロとして、予算とにらめっこしながら、
そのお宅にとって、一番良いと思うお風呂に仕上げてゆきます。

これが、「さいとうけんちく」のリフォームです。

 

 

いよいよ、ユニットバスの組み立て。
今回来ていただいた職人さんは、
はじめての方でした。

職人さんによって、仕事ぶりが全然違います。
どんな方が来てくれるか心配でしたが、
実直そうな、たぶん夫婦の職人さん。
息のあった仕事ぶり

 

なかなか息があっていて、見ていても、
気持が良いくらいでした。
なんでわかるか?
見ていると、旦那さんの仕事の様子を見て、
ちゃんと段取りを調えている様子です。

たとえば、パネルを切るときには、何も言わなくても押さえているし、
切ったパネルを運びこむときには、先に入って待っている。
言葉をかける様子がないのに、先先と、身体が動いています。

実は、見ていて一番嫌なのが、
大きな声が飛び交う現場です。
最悪は、ののしりあい(ここまでひどい職人さんには会っていません)。

それに比べて、言葉はものすごく少ないのに、
仕事は、すごく早い。
理想的なカップルでした。

ふたりでコーキングコーキングも、いつもの分担が
決まっているのでしょう。
黙って仕事が進んでいます。

ほんとに、言葉数の少ない職人さんでした。


仕事の仕舞いも、
ちょっと声をかけるだけで、
いつの間にかいなくなっていたという感じです。
(ちゃんと、仕舞いの挨拶はありましたよ!)

次も、指名したい方々でした。

 

お風呂を解体するとき、ほとんどのお風呂で、
土台や柱が腐っていて、ありません。

タイルのお風呂を解体した後は、ユニットバスの基礎になるコンクリートを「打ち」ます。
なぜコンクリートは「打設」と呼んで、「打つ」と言うのでしょうか?不思議ですね。

 

窓の下は、やっぱり腐っていました

いつもの通り、お風呂の窓の下は、
木材が腐って、何もない状態でした。
いつも、こんな感じです。
私は驚きませんが、これを見たお客様は、
必ず、「えっ! こんなにひどいんですか!!」
と、ビックリされます。

コンクリートを壊す嶋田君

お風呂のなかのコンクリートを、一生懸命壊している嶋田君の左横に見えるのは・・・。

ほとんど腐って形も残っていない「柱」です。

でも、ご安心ください。
この程度の腐れなら、まだまだおとなしい方です。
しかも、構造を見ると、十分に補強できます!

タイルのお風呂をユニットバスに替えて、
しかも、家の強度もアップします。
単なる「綺麗にするリフォーム」とは、一味もふた味も違う、
「さいとうけんちく」のリフォームです。

 

 

なかなかアップできなかった「工事日記」
少しずつ、お知らせします。

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