「お風呂」と一致するもの

脱衣所、完成。

大工工事、内装工事が完了して、
後は、設備屋さんに洗面台、洗濯機パンを取り付けてもらえば、
完成です。

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もともと、真壁(柱が壁に見えている)で、
壁はモルタル・漆喰仕上げ。
リフォーム前は、その漆喰にクロスが貼ってありました。
クロスも、端の方がはがれたり、汚れたり、の状態。

今回、正面の壁は「大壁(柱が壁の中に隠れている)」にして、
すっきり仕上げるとともに、断熱材もしっかり入れて
結露が原因でクロスがはがれのをはがれにくく工夫してあります。

どこまで工事するかは、いつも悩むところです。
徹底的に改装すれば、すごくきれいになるし、機能も上がります。
当然、リフォーム費用も高くなります。
中途半端な仕事だと、見た目もきれいにならないし、その後の傷みも早い。

「正解」はありません。
工事費用と、仕上がり具合を天秤にかけて、
「これが一番いいかな」というところを、
嶋田さんと相談して決めました。

何回やっても、リフォームは難しいです。

 

追伸:クロスを決めるのに、Wさまにサンプルを見ていただきました。
        あまりたくさんのサンプルから決めるのは大変なので、
        いつも、いくつかにタグを付けて、選びやすくしています。

        今回、Wさまからは、「わからないので、さいとうさんが選んでくれたので良いよ」
        とのご返事。
        責任重大でしたが、少なくとも脱衣所のクロスは、
        大正解! だったと、自分では思っています。

        本当に、きれいに仕上がりました。

    

浴室のリフォームで、気を付けることは、
なるべく早く、お風呂を使えるようにすること。

まだまだ暑い季節です。
毎日お風呂に入りたいかと思います。
銭湯や温泉に毎日通うのは大変。

最短目標は、解体から、使用再開まで5日。

解体1日
床下配管、土間コンクリート打ち1日
コンクリート養生1日
ユニットバス組み立て1日
ユニットバス・コーキング養生1日

今回は、解体が少し手間取り、
ユニットバスの組み立ての日程が1日希望より遅れて、
結局7日で使用していただきました。

脱衣所の改造は、お風呂を使ってもらいながらです。
入り口のドアを、引き戸変える増工事が出たり、
リフォーム工事は臨機応変が必要。

嶋田んさんにも、頑張ってもらっています。

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相変わらずの、「フレーム飛びだしタイトル」
我慢ください。

 

さあ、どうする。

全部の配管を変えるには、費用がかかり過ぎる。
そのまま進めるには、リスクが大きすぎる。
こんなときは、やっぱり折衷案ですよね。

10年後の負担が軽くなるように、
配管経路は少し変更しますが、
基本的な地中埋設配管は、とりあえずそのまま。

それでも、いざいう時に、すぐに配管経路を変えられるように、
床に点検口を付けて、対処できるようにしておきました。

正直、難しいです。
10年後、配管が老朽化して、全部やり替えなければいけないかもしれません。
10年後でも、配管は全然支障がなくて、そのままで使えているかもしれません。
どう読む、どう見る。

当然、完璧ではありませんが、
未来を創造して、予測して、
最適と思われる対処をとりました。

だから、「リフォームは難しい」、でも、「楽しい!」

 

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あまり長いタイトルで、タイトルの枠をはみ出してしまいました。(笑)

 

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Wさま邸の洗面台、洗濯機への給水給湯配管付近を解体した写真です。
これまで何回も、冬に配管が凍って、融かすのに苦労したそうです。
こんな配管では、凍っても当たり前。

おまけに、配管の経路が複雑すぎて、
なにかトラブルがあった時に、修理が困難。

問題はさらに困難さを増して、
トイレへの給水配管も同じ様子なのが、
解体しなくてもわかります。
トイレは、数年前にリフォームしたばかりで、
今回は工事の予定がありません。

さあ、どうする。

「10年後を考えて」

リフォームする際に、いつも考えることは、
10年後にどうなっているか、どうなっていたら便利か。

安曇野市Wさま邸での解体中、
水道の配管経路がはっきりしました。
建築当時に配管されたままの経路なのですが、
かなり 「やばい!」状態です。

長野県は寒冷地なので、水道配管が家に入るところには
「不凍栓」という、いざという時に配管内の水を地面に流すためのシステムがあります。
普通は、キッチン、お風呂、洗面、トイレと水道の入るところごとに
この水栓があるのですが・・・。

Wさま邸では、1か所からすべての配管が始まっていて、
不凍栓も1か所のみ。
しかも配管はすべて地面の中で、しかもコンクリートの下。
配管にトラブルがあった時には、対応できません。

さあ、どうする!

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現場の状況を見ながら、
しっかり検討しました。

ユニットバスの組み立てです。

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お客さまの選ばれたのは、
「タカラスタンダード」のユニットバス。
浴室の床を、ステンレスの架台全体で受けるので、
地震に強いことは当然ですが、
長年の使用でも、すごく耐久性の高いお風呂です。
ほかにも、大切な特徴が満載。

 

「さいとうけんちく」で気を付けたところは、
1.窓は、断熱性の一段と高い「複合樹脂サッシ Low-Eペアガラス仕様」
  (お風呂は裸で過ごす場所。少しでも暖かくなるよう、ちょっとだけ高いサッシを選択)

2.断熱浴室のまわりも、断熱材で囲います
  (工事担当の嶋田さんは律義です。解体で残した部分も壊して、断熱材を入れていました)

難しいことはありません。
当たり前のことを、当たり前に、きちんとやる。
いつもの、「さいとうけんちく」の仕事です。

 

業者の置いていったチラシに、
その手口がはっきり現れていました。

「排水管の高圧洗浄」と並んで、
「床下に敷く炭」「外壁塗装」「屋根の葺き替え」
「トイレリフォーム」「お風呂リフォーム」・・・

この手の業者さんの好きな工事のオンパレードでした。

しかも、大概は、安いと感じるのは最初の「高圧洗浄」だけで、
他の工事は、「法外な値段」が多いようです。

ところで、今回の業者さんは、
契約書の内容がかなりしっかりしていました。
当然「クーリングオフ」の表示もはっきり、しっかり書いてあり、
落ち度のないようにしている様子がわかります。

「ゆっくり考えると、そんな工事は必要によね」とおっしゃっていたので、
お客様には、契約書の記載通りに
「クーリングオフ」の手続きをお教えしました。

とりあえず、こちらのお客様は、
魔の手からお救いできたと思いますが、
次々と手を広げる「悪徳業者」に、
被害が広がらなければ良いのですが。

 

ご心配な方は、いつでもこちらにご相談ください。
さいとうけんちく は親身になってお応えします。

 

新築で、リフォームで、トイレを選ぶときに
ちょっと考えてほしいことがあります。

最近のトイレはすごくデザイン良くできていて、
機能もいろいろついています。
リモコンでも、いろいろな操作ができて、
すごく便利・・・。

でも、今度の災害のように、
長期間に渡って電気や水道が止まってしまうと、
使えないことが起きてきます。

そこで、提案。
タカラスタンダードのシンプルなトイレがおすすめです。

タカラ:トイレ特徴

最近のトイレは、デザインをきれいにするために、
水をためるタンクの無いものもあります。
これでは、水道が止まると、使えません。

また、自動で水を流したり、リモコンで水を流したり、
水を流すレバーがない機種もあります。

タカラスタンダードのトイレには、
①水をためるタンクがあるので、いざというときはお風呂の水を入れて、
  トイレを使うことができます。
②レバーがついているので、手動で水を流せます。

確かにデザインはシンプルすぎて、美しいとは言えませんが、
トイレは人に見せるよりも、自分たちが使うことが多い。
ちょっと考えてみてください。

 

また、タカラのトイレのリモコンはすごくシンプル。

タカラ:トイレリモコン 

他のメーカーのリモコンは、デザインが綺麗で、機能充実。
でも、よく言われるんです、
「年寄りには、こんな複雑なリモコンは使えない」
そうです、最近のリモコンはいろいろな機能が付きすぎていて、
デザインが凝りすぎていて、使いにくい。

必要最小限の機能に限定して、
お求めやすい価格で提供する。
こんなところにも、タカラスタンダードの会社の姿勢を感じます。

タカラスタンダード「ティモニ Lシリーズ」

 

安曇野市の「Mさま邸リフォーム」
タカラスタンダード製のユニットバスの組み立てでした。

タカラさんのユニットバスには、
他社にはない特徴がたくさんあります。

その1:ぴったりサイズ

タイルのお風呂を解体するとき、一番大変なのが壁のタイルの解体です。
ブロックの基礎に直接タイルを張り付けてある場合、
はがすのは至難の業です。

Mさま邸 タイルお風呂解体

そんなときに頼りになるのが
「ぴったりサイズシステムバス」

はがせないタイルの内側にぴったりはまるように、
オーダーでユニットバスを作ってくれます。

 

その2:耐震システムバス

普通のユニットバスは、床や浴槽を鉄製の「足」で支えます。
浴槽はお湯と人間と浴槽で、約300~400kgにもなります。
床も、毎日毎日、人が上に載るので、意外にたわみます。
その重みを6本の「足」だけで支えるのは大変です。


それに比べて、タカラさんのユニットバスは、ステンレス製の架台全体で
お風呂を支えるので、丈夫さが違います。

Mさま邸 タカラユニットバス土台

しかも、架台とコンクリートの下地も、モルタルで固めていました。

Mさま邸 タカラユニットバス土台固定

 

その3:万全の水漏れ対策

Mさま邸 タカラユニットバス浴槽受け

浴槽の下にも、「これでもか!」といった具合に、
ステンレス製の水受けが入っています。
もし万が一、本当に万が一に水漏れしても、
この水受けで漏れを受けるので、家が傷みません。

ちょっとしつこいくらいで、
なんだか「さいとうけんちく」と似ているかも・・・。

完成してしまえば、
どこのメーカーのユニットバスもみんな同じように見えますが、
「質実剛健」なタカラさんは、おすすめです。

Mさま邸 タカラユニットバス完成

 

唯一の難点は、
デザインがちょっと・・・。

頑張って、タカラさん。

 

みどりのお風呂

昨年、タイルのお風呂を、ユニットバスに変えるリフォームをさせていただいた「Tさま」邸。
目に鮮やかな、「みどりのユニットバス」です。

トステム製のユニットバス「ラ・バス」の中でも、ひと際目をひくお風呂で、
カタログの表紙にも使われています。

息子さんが、「なんでも良いわ」とおっしゃっていたので、
「ぜひ、この色どうですか?!」とお勧めすると、
「ちょっと派手だけど、良いよ」とのご返事。


わたしは、トステム東京ショールームで実物を見ていたので、
きっとお客さまにも喜んでいただける色だと思っていました。

実際に組み立てていると、なかなか良い色です。
お客さまも、「暖かそうで、良い色だね」と言っていただき、
喜んでいただいたようで、一安心でした。

お父さんは、かなりのお風呂好きだそうで、
完成以来、毎日楽しみに入浴されているそうです。
「暖かで、すごく良いわ」

施工前
古いお風呂
かなり寒いお風呂だったそうです

脱衣所の入り口の段差お風呂の入り口にも段差

古いお風呂は、入るのに段差が2つもありました。
これで、安心して、お風呂に入れます。

 

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