「電蝕」とは、簡単に言うと、配管に何らかの理由で電気が流れ、
鉄がイオンになって、地中に溶け出す現象です。
問題は、なぜ電気が流れたのか。
こちらのボイラーは、7月に交換するまで、20年近く使用していたようです。
最初の頃は、井戸水も使われていて、
温泉みたいに暖かかったとか。
交換の理由も、ボイラーからの排水配管が腐食していて、
折れてしまったからです。
しかも、ボイラーを取り付けた業者屋さん(うちじゃありません)が、
ボイラーにアースをとっていなかった。
この辺を考えると、
ボイラーの老朽化でわずかな電気が漏電していて、
それが配管を流れて、電蝕したのでしょうか?
配管腐食の原因が、電蝕らしいので、
今回、しっかり「アース」を取付けました。
うちの工事でも、これまで
「ボイラーのアース」には、特に注意を払っていなかったので、
これからお客さまのお宅を回るときには、
ボイラーまわりを注意して見ます。
もし、アースが設置していなければ、
すぐに設置しようと思います。
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