松本市、筑北村、麻績村、安曇野市を中心に、「健康自然住宅」通気断熱WB工法で木造住宅の新築・リフォームをおこなっています。

今日お伺いして、見積もりのために床下をのぞいたお客さまのお宅。

「シロアリ業者」が、ひどいことをしてありました。

基礎に通風用にと穴を開けたらしいのですが、
その穴は、まったく意味がありません。
その穴の30ｃｍ横で基礎が切れているので、
その穴がなくても、十分通風があります。

それどころか、基礎の強度を大きく落としています。

こちらの宅の基礎は、高さが約80ｃｍあるので、
それだけで十分通風がとれますし、
地面もまったく湿ってはいませんでした。

推測するに、「見積り」に「基礎に穴をあけて、通風をよくする」
という項目があったのかもしれません。
ですから、穴をあける「大きな音」がしないと、
請求できない。だったのかもしれません。

このほかにも、「床下通風用の換気扇」「湿気取り用の吸着材」
が施工してありました。
会社名を見ると、数年前に民事再生になった「Ｃ社」

当時から、悪名が高かったので、
変な納得をしながら、
お客さまが、可哀そうでなりません。
たぶん、100数十万円支払ったのだと思います。

建築を生業とする会社として、
こんな仕事は、正直悲しくなります。