松本市、筑北村、麻績村、安曇野市を中心に、「健康自然住宅」通気断熱WB工法で木造住宅の新築・リフォームをおこなっています。

断熱性の低いサッシを、断熱性の高いサッシに交換

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冬前には、
「このサッシは、隙間だらけで寒いから、
 暖かくなるサッシに交換して!」
という依頼が増えます。

昨年12月も、そんな工事が多かったです!

一番簡単なのは、「内付け樹脂サッシ」「内窓」を付けること。
サッシ自体は交換しないで済むので、
費用も、時間も節約できます。

でも、こちらのお宅は、
今ついているサッシが、
あまりにも、傷みすぎている、隙間が多すぎる。
サッシ本体を断熱サッシへの交換になりました。


s-DSCF7086.jpg
一見、簡単そうに見えますが、

s-DSCF7085.jpg
s-DSCF7088.jpg
s-DSCF7565.jpg写真ではよくわからないと思いますが、
「内付けサッシ」を、
柱に取り付けた木枠の外に、
いかにも「外付けサッシ」
のように付けてあります。
しかも、縦枠、上枠が、壁仕上げと複雑。

しかも、取り外してみると、
s-DSCF7711.jpg下枠が、かなりたわんでいる。
これでは、サッシがしっかり閉まらないので、
隙間風が入って、寒いはずです。

ついている木枠を外して、
新しい木枠を取り付けます。

s-DSCF7992.jpg
s-DSCF7993.jpg

あとは、新しいサッシの枠を取り付ける。

s-DSCF7995.jpg
s-DSCF7996.jpgただし、「外付け」という形式で枠を付けるので、
下地の木枠との間に隙間ができます。
そこは、シーリングで隙間風がこないようにします。


s-DSCF7997.jpg枠を取り付けたら、
ガラス部分を入れて、
完成!

s-DSCF8001.jpg

内側からも、
新しい木の枠も、
きれいに仕上がりました。
これで、ようやく、
暖かい部屋で過ごしていただけます。

と、書くと、「まあ、簡単にできるのね!」
と思われるかもしれませんが、
悪戦苦闘のお仕事でした。

サッシを注文するには「新しい木の枠」がついて完成した寸法が必要です。
木の枠を付けると、今までのサッシはつきません。
その間、サッシのない状態では、
あまりにも寒すぎます。

そこで、
一度サッシを外して、
木枠をどうやってつけるか検討して、
寸法を出して、
今のサッシを元に戻す。

その寸法で断熱サッシを注文して、
待つこと10日。
届くタイミングで、
新しい木の枠を付けますが、
本当に、計画した通りつくのか?
寸法間違いは無いのか?

不安不安で、作業を進めて、
計画通りの新しい木の枠がついたときには、
ひとりで「万歳!!」でした。

まるで、「綱渡り」。
でも、意外に、好きです!
この緊張感。
これも、お客さまの「良かった!!」の一言のため。



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