松本市、筑北村、麻績村、安曇野市を中心に、「健康自然住宅」通気断熱WB工法で木造住宅の新築・リフォームをおこなっています。

こまかな仕事 2012.4.5

| コメント(2)
日頃から、お客さまと接していると、
「こんな仕事してもらえるかなあ?」と良く言われます。

あまりに、こまかな仕事なので、
忙しい!「さいとうけんちく」に頼んでもいいか、躊躇されるようです。

そんな心配は、一切ありません!
どんなにこまかいような仕事でも、
喜んでさせていただきます。

ある福祉施設からのご依頼。
「お風呂のタイルの角で、利用者さんがけがをするの!」
との、非常に重大な依頼を受けました。
「けがと言っても、擦り傷程度だけれど・・・」
擦り傷でも、お年寄りにとっては、それは痛いはず。
しっかり対処させていただきます。

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タイルは、玄関などの外部に使うものでした。
普通は、靴を履いて出入りするところ用のタイルなので、
タイルの角を丸めていません。

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まずは、グラインダーで、角を落とします。

s-R0019570.jpg

次に、回転砥石で、削った箇所を滑らかにして、

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ほぼ完成。
現場を取り仕切るチーフに確認していただいたところ、
「角に足を擦りながらお風呂からあがるときに、擦り傷をつくるんです」
とのご指摘。
もう一度、下から足が当たっても、けがをしないように
タイルの下側も念入りに研磨しました。

我ながら、しっかり磨けたと思います。
滑らかな触感で、これなら擦り傷無用!でしょう。

今回の仕事で感じたことは、
目的は「タイルの表面を滑らかにすること」ではなくて、
「利用者さんが、擦り傷をつくらないようにすること」
タイルの表面を削るのは、「手段」であって「目的」ではない。

どうすれば、利用者さんが擦り傷をつくらなくなるかを考えて、
その目的を達成するように作業する。
これが一番大切ですね。

「こまかな仕事」でも、学ぶことはたくさんあります。






コメント(2)

おはようございます。

 目的は「タイルの表面を滑らかにすること」ではなくて、
「利用者さんが、擦り傷をつくらないようにすること」
タイルの表面を削るのは、「手段」であって「目的」ではない。


ほんとにこれ この部分なんですよね、

 どうも この意味を履き違えて 表面だけで対処している方がいるので 時々・・・・ ウッ となるますが

こちらが思いも寄らない所で 傷を作って その都度 勉強ですね、

大きい靴下さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

本当に、自分自身にも、言い聞かせながら仕事しています。
本質は見失いたくないですね。

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