松本市、筑北村、麻績村、安曇野市を中心に、「健康自然住宅」通気断熱WB工法で木造住宅の新築・リフォームをおこなっています。

住宅エコポイント特集-大工の仕事2-

| コメント(0)

今あるサッシの内側に付けるのが、
「内付け樹脂サッシ:インプラス」
これは、サッシはそのままにして、
内側にもう一枚サッシを取付けます。

今回は、サッシをまるごと交換しました。

普通は、サッシをまるごと取り替えるのは大変です。
壁を壊して、サッシを外して、取り付けて、壁を直す。
すごくコストがかかります。

しかし、こちらのお宅は、
「真壁(しんかべ)」と言う構造なので、
(柱が見えて、壁が柱と柱の間にある構造)
簡単にサッシが取り外せて、取り付けられます。

簡単とは言うものの、大工のテクニック満載です。

まずは、サッシを外して、
木の枠に付いた塗装をはがします。
家の中のほこりを予防

塗装をサンドペーパーでこすると、ほこりが多量にでるので、
家の中にほこりが入らないように、窓にカバーをかけました。

古いサッシのビスの穴が気になります。
これをうまく隠しながら、きれいに仕上げるのが、プロの仕事。

古いサッシのビスの穴

 
実は、ビスの穴に、「割り箸」を入れます。
接着剤が乾いてから、割り箸を切り取って、
表面をきれいに磨くと、
まあ大変!! 新品同様の窓枠になりました。

新しいサッシは柱の幅より小さいので、
両側に隙間を埋める木を貼り付けて、
まわりの枠材と同じような色に塗装。

下地の枠を取付け  

後は、新しいサッシの枠を取り付けるのですが、
ここで大切なこと。
「真壁(しんかべ)」では、サッシの枠が柱について、
そのまま仕上がりになるので、
サッシと柱の間から隙間風が入る恐れがあります。

高断熱の最新型のサッシを入れても、
隙間風が入れば断熱効果も半減。
そこで、

大切なコーキング

サッシの枠が付くところに、シリコンコーキングをしっかり塗って、
隙間風を防ぐ工夫を施しました。

塗装の色も周囲の柱とほとんど変わらない色に仕上がり、
もともと高断熱サッシが付いていたような感じになりました。

 

ビフォアー    &     アフター

工事前のサッシ 工事後、新断熱サッシ 


工事後の中からの様子

工事後の内部の様子 

 

ポイントは、

1.柱や鴨居、敷居の古い塗装や日焼けは、ペーパーで削り取る。

2.古いサッシのビスの穴は、割り箸で埋めて目立たなくする。

3.新サッシを取り付けるときに、コーキングで隙間風を防ぐ。

 

簡単なようで、きれいに仕上げようと思うと、
意外にひと手間かかります。
ひと手間を惜しまないのが、
「さいとうけんちく」の流儀です。

住宅エコポイントについて詳しくは
こちらをご覧ください。
バナーをクリックすると、住宅エコポイントの案内ページに移動します。

住宅エコポイントのご案内

住宅エコポイントのご案内

さいとうけんちく お問合わせ

コメントする

お役立ち情報 にはこんなページもあります
2022年もあと3週間。今年も、「2023カレンダー」をお世話になったお客さまに...
鉄の値段が上がると、廃品回収業者の車が良く回ってくる。 これは、業界の人が言った...
雨漏りのセカンドオピニオン 不良工事?の後始末 始まりは、去年いただいた1通のメ...
1月下旬から、安曇野古民家のリフォーム始めました。 お盆前の12日に、無事引渡し...
1月下旬から、安曇野古民家のリフォーム始めました。 内装工事が終わると、設備屋さ...
1月下旬から、安曇野古民家のリフォーム始めました。 7月に大工工事が終わり、今、...
1月下旬から、安曇野古民家のリフォーム始めました。 7月ももうおしまい。ようやく...
1月下旬から、安曇野古民家のリフォーム始めました。 6月はじめ。玄関サッシの取付...
1月下旬から、安曇野古民家のリフォーム始めました。 4月下旬。床下地組の工事が完...
1月下旬から、安曇野古民家のリフォーム始めました。 3月末から4月中旬にかけて床...

代表写真

  • 私が伺います!
  • 代表取締役
  • 斉藤一徳

豊かな自然に囲まれた四賀の里でお客様の健康・安心・安全を一番大切に心地よく暮らせる家づくりをしています。

社長紹介

  • 安心の住まいづくり
  • プロの誇り
  • 女性の視点
  • 一般社団法人 信州木造住宅協会
  • 工事日記ブログ

上へ