「10年後を考えて」
リフォームする際に、いつも考えることは、
10年後にどうなっているか、どうなっていたら便利か。
安曇野市Wさま邸での解体中、
水道の配管経路がはっきりしました。
建築当時に配管されたままの経路なのですが、
かなり 「やばい!」状態です。
長野県は寒冷地なので、水道配管が家に入るところには
「不凍栓」という、いざという時に配管内の水を地面に流すためのシステムがあります。
普通は、キッチン、お風呂、洗面、トイレと水道の入るところごとに
この水栓があるのですが・・・。
Wさま邸では、1か所からすべての配管が始まっていて、
不凍栓も1か所のみ。
しかも配管はすべて地面の中で、しかもコンクリートの下。
配管にトラブルがあった時には、対応できません。
さあ、どうする!
現場の状況を見ながら、
しっかり検討しました。
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