松本市、筑北村、麻績村、安曇野市を中心に、「健康自然住宅」通気断熱WB工法で木造住宅の新築・リフォームをおこなっています。

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里山暮らし・平屋 無垢床の塗装 2017.02.03

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

2月1日。
無垢カラマツフローリングの塗装してきました。
無垢の木の床には、自然塗料が一番合うと思って、
使う塗料は、「ワトコ社のワトコオイル ナチュラル」

うちの定番中の定番です。
(というか、最近これしか使っていません・・・)

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塗り始めたのは、夕方4時。
「6時過ぎには終わるだろう~~」
と簡単に考えていたのですが、

実際に終わったのは、午後9時過ぎ・・・

良く考えたら、昨年新築したお宅は28坪。
2階建てだったので、2手に分かれて作業しましたが、
それなりの時間がかかったはず。
今回は、わたし、ひとり・・・

しかも、平屋の30坪。
時間がかかるはずです。
読みが、極端に甘かった。

この塗料は、塗りやすくて、すごく重宝しています。
塗装の素人が塗っても、色むらになり難くて、
すごく楽です~~。

コツは、塗って少し時間をおいて、
無垢の板に吸い込まなくなった塗料を
拭き取ること。

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「ぎらぎら」した塗装面が、
「つやつや」した感じになり、
これこそ、「無垢板の自然塗料仕上げ」!!

もうすぐ完成です。
完成見学会は、こちら!(笑)

里山暮らし・平屋 大工の手仕事 2017.01.22

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

現場は、すでに大工工事は終わり、
内装屋さんが「コットンクロス」「和紙クロス」を貼っています。

1月の7日から11日までは、
わたしも手伝いに行ってきました。
最近の大工は、「機械」で「切る」のが当たり前と
思っている方が多いと思います。

実際に、わたしも、木を切るのは機械の方が多いのですが、
それでも、たまには、手ののこぎりで切ることもあります(笑)。

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完成間際なので、手伝える仕事は、
「棚板の加工」
集成材に、切る位置の墨をいれて、

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墨どおりに切る。

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切った部分を取り除いて、
棚板の加工完成。

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たったこれだけ?
ですが、こんなことにも、技術はいるんです!
・墨を直角にいれる
・墨どおりに切る
・切り口がきれいになるように切る
・まっすぐ曲がらないように切る

まあ、棚に納めてしまえば、
切り口なんかは、見えないのですが・・・

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20枚ほど切ると、
さすがに不細工な切り口も出てきます(笑)。

里山暮らし・平屋 里山の大晦日 2016.12.31

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

里山も、大晦日。
順調に進んでいる現場も、

大晦日を迎えて、静かに新年を迎えようとしています。

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主な大工工事はほぼ終了して、
新年からは、棚などの工事を進めて、
1月中旬には、内装工事に進みます。

新年も、丁寧に、丁寧に!
みなさま、新しい歳が、みなさまにとって、
素晴らしい歳になりますように!

里山暮らし・平屋 「勤労感謝の日」 2016.11.28

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

「勤労感謝の日 11月23日」は、
日頃の「勤労」に感謝して、「ゆっくりお休み」する日!??

わたしの場合は、
「今日も、勤労できて、感謝感謝!」の日です。
(ここ数年・・・)

と言うことで、今年もおかげさまで、
しっかり「勤労」させていただけました。

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新築中の「通気断熱WB工法 新築 『里山暮らし・平屋』」の現場で、
お客さまと打ち合わせでした。
細かな配置や、機器の最終確認、
玄関タイルや仕上げのクロス、カーテンなどの選定。

プレハブメーカーなどでは、
契約前に、「ほぼ1日、ショールームに缶詰め」にされて、
何が何だかわからないうちに、ぼっ~~としているうちに、
すべてを決めてしまうそうです。

でも、それって、本当に「お客さま。これから新しい家を建てようとしてるお客さま」に
寄り添うような仕事の仕方でしょうか??

わたしは、それは、「違う」と思っています。
ある程度、「家」が形になってきて、新しい家がイメージできるようになって、
そんな楽しい状態で、
最後の楽しみを、最後に味わっていただきたいと思っています。

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休日「勤労感謝の日」でしたが、
お客さまの、輝く目にふれられて、
本当に楽しい1日でした。

さあ、これからも、頑張ろう!
(と言っても、本当に頑張っているのは、嶋田棟梁)
抜き打ちでの、現場打合せでしたが、
いつものように「きれいに整頓された」素敵な現場でした。

里山暮らし・平屋 順調順調! 2016.11.14

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

「信州バザール」の準備や当日の運営で、
てんやわんやだったので、
新築のお宅の様子も、なかなか伝えられなくて・・・

嶋田棟梁が、順調に進めてくれています。
内部は、「からまつ無垢フローリング」を貼り終え、
間仕切り壁の段取り中。

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「からまつ」のフローリングは、
本当に良い色なのですが、
貼る端から、傷がつかないように「養生」しますので、
ふたたびきれいな姿を現すのは、工事が終わって
掃除のとき。

それまで、しばし、お休みなさい。

外では、サイディングを貼る準備も整い、

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貼り始めました。
と思ったら、総勢5名で貼り始め、
あっという間に終わりそう。

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あとは、玄関まわりのみ。
貼り終えると、すぐに目地をシーリングして、
軒天の塗装工事、縦樋の取付け。
足場を外して、玄関ポーチのタイル貼り。

ますます、順調に進みそうです。

こちらのお宅は、「長期優良住宅」の認定はとりません。
ですが、中身は「長期優良住宅」と同じ仕様にしています。
ですので、サイディング下地の通気胴縁も、
地上1m以内は「ひのき」です。
耐久性を高くするためです。

見えなくなるところが、
一番大切なのかもしれません。

里山暮らし・平屋 樹脂サッシも完了 2016.10.01

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

今週月曜日に、重量サッシの取り付けを手伝いに行って、
無事、すべての樹脂サッシの取付けが完了しました。

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今回も、樹脂サッシは、YKKAP製 「APW330」
ガラスは、ペアガラス、Low-E、アルゴンガス入り。

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嶋田棟梁いわく、
「こんな重いサッシは、大変ですよ!」
「なんとかなりませんか?」

わたし
「これからは、トリプルガラスの時代が来るかもしれない」
「そうすれば、もっと重たくなるよ・・・」

「えっ!これ以上重いと・・・」

アルミサッシの1枚板ガラスから、アルミサッシ-ペアガラスに変わり、
外側アルミ内側樹脂-ペアガラスの複合サッシに変わり、
そして「樹脂サッシ-ペアガラス-LowE-ガス入り」になってきました。
もしかすると、数年後の主流は、「トリプルガラス」かもしれません。
時代の変化が、どんどん早くなってゆきます。

性能は、どんどん高くなって、暮らしやすくなりますが、
価格も、どんどん・・・

さあ、来週も、頑張ろう!!(笑)

里山暮らし・平屋 断熱材完了! 2016.09.22

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

今日は、秋分の日。秋分の日は23日がずっと続いており、
23日以外になるのは1979年9月24日の33年ぶり。
今年のように22日になるのはなんと、
1896年以来の116年ぶりだとか。

それとはまったく関係ありませんが、
新築平屋の断熱材が、ようやく先週末に入れ終わりました。

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壁は、旭化成のネオマフォーム50mm。
屋根下は、積水化学のフェノバフォーム90mm。

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このパターンは、先週1年点検させていただいた「Mさま邸」と同じです。
素晴らしい断熱性能を発揮して、夏・冬ともに素晴らしい快適生活を送っていらっしゃいます。


こちらのお宅でも、同程度以上の性能を発揮することでしょう。

今週からは、窓サッシを取り付けています。

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YKKAP社製 APW330 アルゴンガス入り
最近いつも採用している、高性能樹脂サッシです。

これで、暑さを感じずに仕事ができるようになりましたが、
信州では、すでに、暑さが去って、寒くなってきました。
まあ、寒さも防御してくれるので、
嶋田棟梁の仕事も、ますますはかどります!

里山暮らし・平屋 盆明け10日 2016.08.27

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

お盆休み明けから、早くも10日。
現場は順調に進んでいますが、
ブログの更新は滞りがち・・・

 

お盆明けは、外工事から内部工事に移り、
床の下地が進んでいます。

まずは、通気断熱WB工法の特徴のひとつ
「床下の第2通気層」


普通の家は、床下の換気を良くしたり、
場合によっては換気しなかったり。
WB工法では、床仕上げ材の下にもうひとつ通気層があります。

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大引きの上に付けた切欠き。
断熱材の上に湿気が対流しないように、
この切欠きを伝って、壁の中に湿気を逃がします。

その壁の中には、床下の涼しい空気が入り込み、
夏は部屋の中を温度を下げてくれる仕組みです。
それを司るのが「バリヤヘルス」

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土台したから外気温度を検知して、
夏は床下の空気を壁の中に通し、
冬はシャッターを閉じて通らないようにします。

「エアサイクル」と同じような考え方ですが、
違うのは、シャッターの開閉は「形状記憶合金」で
自動的に行わられます。

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床下の束も、ヒノキの無垢材。
最近は、金属製の束がほとんどのようですが、
どうしても金属製の束を信じきれません。

確かに、シロアリの被害はないでしょう。
大引きの高さを調整するのも簡単です。
それにたぶん安い。

でも、わたしのアンテナが「なにか引っかかる」。
家は30年、40年、50年と住み続けます。
しかも床下の不具合を直すのは大きな工事になり、
費用もかかります。
それに、毎日歩く床は、その歩いた感じも大切。
それで、「ヒノキ無垢の束」を選んでいます。

次は、床下の断熱材の取付。
この地域では、ネオマフォーム(旭化成)50mmで基準OK。
でも、80mmを取り付けます。
床下の断熱性能が高いと、冬の快適さが断然違います。

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通気断熱WB工法の特性を十分発揮させるための
「バリヤヘルス」まわりのシーリング、断熱材上の第2通気層確保も
しっかり取りながら。

ここまでは、おとといまでの現場。
昨日夕方寄った時には、

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床下地の24mm構造用合板も、
すべて貼り終え、あとは釘打ち、釘締めのみ。
嶋田棟梁も、「オーバーワークです!」
とのこと。お疲れ様です。

暑い毎日ですので、かなり疲労がたまっている様子でしたから、
今日の雨と気温の低さには、からだもひとやすみでしょう。

いつの間にか、外部も、
破風、広小舞の鉄板取付と、雨樋取付も終わっていて、
順調、順調。

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2月の引渡しに向けて、これからも毎日頑張ります。

里山暮らし・平屋 お盆休み前 2016.08.10

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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盆休み前に、一応「外部工事」はひとまず一区切り。
軒天の換気金物と軽カル板を貼って、
ひとまず休み明けからは内部の工事に移ります。

 

軒先の換気は、過去にいろいろ検討しましたが、
今はこの方法で落ち着いています。
通気断熱WB工法では、夏の暑さ対策に、
屋根の熱を峰から逃がしますが、
熱を逃がすには、どこからか空気を入れないと逃げません。

換気量が少ないと、せっかくの機能が十分に働かないので、
しっかり換気量を確保できて、将来も傷みの少ない、
施工性の良い「JOTO鋼板製軒先換気材」を使っています。

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前は、軽カル板に穴の開いた「有孔板」を使っていましたが、
意外に換気量が少なく、バランス良く配置するには、
入れる場所にいろいろ頭を悩ますことも多くて、
最終的にはこのパターンで定着しました。

施工性もいいですし。

妻の部分は、電線や電話線、ケーブルテレビの線が入るので、
事前に配管を通しておくのですが、
もしかすると、足りないかも・・・

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後からでも使いできるので、大丈夫。

いよいよ明日から、お盆明けお仕事。
まだまだ暑い日がありそうですが、
信州のお盆明けは、もうすぐ秋。

気を引締めて、また、頑張りましょう。

里山暮らし・平屋 建前から順調 2016.08.06

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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建前から1週間。
現場は、嶋田棟梁が順調に進めてくれています。

屋根の板金も、きれいに葺きあがり、
精悍な姿が、ますます精悍に!

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一番目立つところには、
「通気断熱WB工法」のシートが!
もっとたくさんの「WB工法の家」を、
信州のみなさんにご提供したいです!!

里山暮らし・平屋 建前2日目 2016.07.28

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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2日目は、朝一番から「垂木」の取付け。
順調に工事は進み、9時過ぎには完了。

あまりにも順調すぎて、これから先が大丈夫かと、
ちょっと不安にもなりましたが、
午前中には、「破風」「鼻隠し」「広小舞」「登り」も、
順調に取りつけられて、

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しっかりお昼ご飯とお昼休みをいただけました。

上棟式の前には、野地板もほぼ完了して、
異例の「上棟式後」に、残りの工事も無事終わり、

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最後は、板金屋さんに屋根の下地のルーフィングを敷いてもらって、
今日の工事はお終い。

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お手伝いいただいた地元の若手大工さん、電気屋さん、
クレーン屋さん、
そして、これから先を責任もって頑張る嶋田君。
最後は、年齢を感じさせない動きを見せた「わたし」??
みなさんに、感謝です。

これからも、たずさわる人すべてが、
自分の技量を精一杯発揮して、
お客さまに十二分に満足していただけるような
素敵なおうちに仕上げたいと思います。
ご覧のみなさま、応援よろしくお願いいたします(笑)。

里山暮らし・平屋 本日建前初日 2016.07.27

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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土台敷き2日目は、雨・・・
それでも午前中に土台を敷き終え、3時過ぎから
基礎の中に溜まった水をかき出して、大引きも完了。
ようやく、翌日から始まる「建前」の準備完了です。

建前初日。2016年7月27日。大安。

朝から、雨が降りそうな、大丈夫そうな、不安な天候から始めましたが、
結局、夕方に心配された夕立もなく、極めて順調に進みました。

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お昼には、桁組完了。

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午後一番から「よろび直し」(建物が垂直になるように調整)をはじめ、
3時には、小屋束も設置完了。

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6時前には、母屋、棟木ものって、よろび直しも完了。
翌朝からの、垂木をのせる工事に入れます。

今日の職人は、大工3名(わたし、嶋田棟梁、応援のかた1名)と
応援の電気屋さん1名、クレーンオペレーター1名。
昔の建前に比べれば、すごく少ない人数ですが、
最近はこのメンバーなので、チームワークは抜群です。
電気屋さんも、普通は棟梁がやる「荷揚げ」をほぼ一人で担ってくれて、
「電気屋さん」にはもったいないか?

翌日の、2日目、上棟式に向けて、
もうひと踏ん張りです。

里山暮らし・平屋 いよいよ土台敷き 2016.07.25

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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ようやく、実際の日付とブログの日付が一緒になりました。
基礎工事が終わり、大工の出番です。

大工の真っ先の仕事は、「墨出し」。
基礎の上に、土台を置く位置を墨で印をつけます。
とは言っても、8m×13mの基礎がぴったりその寸法だったり、
直角に仕上がっていることを期待するのは難しくて、
たいがいは、微妙に墨の位置を調整します。

ところが、さすが「枡匠」さんの仕事です。
直角の度合いを測るために、対角の寸法を測ると、
1ミリも違わない、素晴らしい精度です。
短辺の総長も、1ミリも違わない素晴らしい精度。

お陰さまで、順調に墨出しが出来て、
幸先の良いスタートでした。

基礎がどれほど水平かも調べましたが、
おおむね3mm以内でした。
一部少し高いところ、低いところがあり、
最大で5mmの誤差でしたが、
建物全体でみると、素晴らしく水平です。

順調に進んでいましたが、
天気予報通り、午後3時過ぎから
空は一転掻き曇り、ぽつぽつと雨も・・・

仕方なく、今日は店終い。

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建前用の材料に雨除けのシートをかけ、
いったん広げた土台も、集めてシートで養生。

残りは、明日。
雨がひどくならないことを祈って。

里山暮らし・平屋 他社に学ぶ2 2016.07.22

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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以前お伺いした、長野市「西沢商会」さんの現場で、
いろいろ教えていただきました。
そのひとつが、「新築現場のまわりにブルーシートを敷く」
       「足場をたてる前に、給排水工事をしてしまう」です。
「他社に学ぶ」です。

建物のまわりにブルーシートを敷くと、
足元が良くなり、建物の中も汚れ難くなります。
前回の現場でも、「学ぶ」をさせていただいて、
大変効果がありました。

ところが、ブルーシートを固定するのに、「五寸釘を使うと良いよ」と
教えていただきましたが、意外に抜けやすく、
抜けた時に、足に刺さって大けがの可能性も心配されました。

そこで、今回は、2種類のシート押さえ材を実験。

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右は、「プラスチック製の押さえ材」
左は、「異形鉄筋を加工した押さえ材」
最初プラスチック製がいいかなあ~と思ったのですが、
打ち込むときに折れてしまったりして、2回目以降は使えない?
異形鉄筋は、しっかり打ち込めて、耐久性も良さそう。

どうも、最終的には、左の「異形鉄筋」に軍配が上がりそうです。
1本35円程度なので、複数回使うと思うと、リーズナブルです。

もう一つの、「足場をたてる前に、給排水工事をしてしまう」も、
順調にできました。

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他社に学びつつ、進化を考える。
いい感じで進行中の、
「里山暮らし・平屋」現場です。

里山暮らし・平屋 布基礎から 2016.07.08

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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布基礎のコンクリート打ちです。
コンクリートの表面が「水平」になるように、
15~20cm毎に釘を打ってあり、
そこまでコンクリートを打つと、自然に「水平」になります。

前日には、「アンカーボルト」のチェックもしてきました。
昔は、コンクリートを打っている途中で、
「田植え」と称して、アンカーボルトをムギュムギュ押し込んでいましたが、
いまでは、事前にしっかり位置と高さを決めています。

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「犬走り」と呼ばれる、そのまま仕上げになるコンクリートは、
一層大変です。
表面を平滑にしなければいけないし、
「散水養生」もできないので、
表面がある程度固まってきた後に、
うすいビニールで覆って、きれいに固まるようにしてくれました。

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布基礎を打つと、ほぼ基礎工事は完成に近づきます。

でも、「ベタ基礎」で大変なのは、
基礎の中に「水」が溜まること・・・

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基礎の中の水を、「ちりとり」と「バケツ」で、
地道に出してゆきます。
水があったほうが、養生にはいいのですが、
泥で汚れた基礎の中を、なんとか掃除したくて・・・

でも、水を出すたびに、雨が降るんです。
出しても、出しても、水が溜まり、無限地獄・・・

根性は報われる。
なんとか基礎の中もきれいになり、
後は、降って溜まって、乾いて、
成り行き任せ!

建前で、屋根が載るまで、続くのかなあ~~

里山暮らし・平屋 散水後始末 2016.07.03

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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「散水養生」「冠水養生」した後は、
コンクリートの表面に「レイタンス」と呼ばれるものが通常よりも多く出ます。
コンクリート成分の石灰石や骨材の微粒子が表面に浮き出ることです。
強度が低いので、このまま次のコンクリートを打ち継ぐと、
打継面の強度が低くなります。

住宅の基礎では、あまり除去することはないそうですが、
冠水の影響でかなり多く出たので、念のため。
基礎工事屋さんにも、除去をお願いしたいましたが、
一部でしっかり取れていなかったので、
自分で高圧水洗機を持ち込んで再処理。

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きれいな打継面がでました。
白っぽいレイタンスがとれて、
コンクリートの表面が荒れた感じのいい表面です。

この後は、布コンクリートの型枠を組んで、
布コンクリートを打って、
玄関まわりと犬走りのコンクリートを打って、
型枠を外して、まわりを整地して、
ようやく基礎工事が完成します。
もう少し、気の抜けない工事が続く・・・

里山暮らし・平屋 散水養生 2016.07.01

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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写真ではわかりにくいかもしれませんが、
基礎のコンクリートを打った後に、
表面に水を撒き、水没状態にしています。

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打った直後の状態がこちら。
表面が少し光ったくらいですが、上の写真ではキラキラ。
水が溜まった様子がわかります?

この水を溜めることを「暑中養生」「散水養生」「冠水養生」と言います。
コンクリートは、「水」と「コンクリート成分」が化学反応で固まります。
夏場は、水が固まる前に「蒸発」してしまい、水不足になります。
また高温で化学反応が早く進みすぎます。
それを防いで、いいコンクリートにするための作業です。

これを怠ると、表面にひび割れがでて、コンクリートの強度も低くなります。
コンクリートの表面が、少し固まったくらいで、水を大量にまき、
水没するくらいにします。表面の温度が下がり、水の不要な蒸発を防ぎ、
しっかりと固まってゆくので、「いい感じ」のコンクリートになります。

さあ、「いいコンクリート」になったでしょうか?

里山暮らし・平屋 基礎コンクリート 2016.07.01

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

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基礎の鉄筋組もきれいに完了して、
いよいよ基礎のコンクリート打設(コンクリートを流し込むこと)。
この前に、うちの管理建築士「真由美さん」がしっかりチェックして、
一部足らない鉄筋を追加するように指示。

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最近の住宅の基礎は、一昔前の「鉄筋コンクリート製建物」のように、
「ごつい」鉄筋組です。真ん中の集中しているところは、「地中梁」。
床下を平らにし、床下の移動を楽にして、
将来のメンテナンスを容易にしながら、
基礎の強度は保つための方法です。

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「枡匠」さんの職人さんと、コンクリート圧送ポンプ屋さんが、
手際よく作業を進めますが、
大型生コンミキサー車計5台分のコンクリートですので、
9時頃から始めても、終了予定は11時過ぎくらいになります。

次々と流し込まれるコンクリート。次々と入れ替わる大型生コンミキサー車。
すこし下の道路では、次のミキサー車も待機しています。
これば住宅の基礎か?と思うほどの圧巻です。

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なかでも目を引いたのは、1台の生コン車。
生コン車は、たいがいコンクリートで汚れています。
(コンクリートは一度ついて乾くと、取れにくいのでこれは仕方がありません)
でも、この1台はホイールが、ピカピカに磨き上げられていました。
運転手さんに「すごいピカピカですね」と声をかけると、
「まだまだです。もう少しきれいにしておきたいけれど・・・」
とのこと。さすがです。頭が下がります。

わたしは、順調に進み始めたところで、別の現場へ。
じつは、このあとの「暑中養生」が、大変なんです。
その様子は、また後日・・・

里山暮らし・平屋 基礎鉄筋工事 2016.06.28

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」

まだまだ、日付を追っかけます。

基礎工事の重要工事、「鉄筋」の組み立て。
前日から当日朝にかけて、かなりの量の雨。
現場は「粘土質」のため、靴には粘土が塊になって・・・

以前、他社さんの現場で習った「ブルーシート敷き」を、
一足早く実施しました。

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せっかく「枡匠」さんが、きれいに防湿シートを敷いてくれたので、
これで、基礎内部に泥を持ち込むことはほとんどないでしょう。
他社に学ぶ。おかげさまです。

翌日様子を見に行くと、

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鉄筋は、ブルーシートの上に。人はブルーシートの上を歩いて。
鉄筋屋さんも、「おかげで、すごく仕事がしやすいです」と言ってくれました。
よかった、よかった。雨の中、シートを貼ったかいがありました。

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初日は朝から雨で、午後になって雨が止んでからの作業でしたので、
今日が本格的な鉄筋組だそうです。
よろしくお願いします。

里山暮らし・平屋 基礎工事着工 2016.06.20

通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」


日付が間違っているわけではありません。
6月18日に地鎮祭をおこない、
20日から基礎工事を始めました。
ようやく、「工事日記ブログ」に掲載始めます。

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床掘(建築する場所を掘って、基礎の形をつくる)、砕石盛りと一気に進み、
順調に工事が進行。
基礎工事は波田町の「枡匠」さん。仕事は丁寧で正確です。
レベル(水平の度合い)は、プラスマイマス3~5mm。
対角(基礎の直角の度合い)も、同じく3~5mm。
3年前の波田での新築工事から、新築の基礎はほとんど「枡匠」さんにお願いしています。

今回の現場担当は、30代前半と思われるお兄ちゃん。
耳には、大きなピアス。でも、知識と経験も豊富で、人柄も誠実。
これからも、よろしくお願いします。

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