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恐いトイレの修繕 松川村Yさま邸

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3年前に新築させていただいた、松川村Iさま。
そのお向かいにお住まいのYさまからは、
新築工事中から「うちも直すところがあるからお願いね」
と言われていました。

そのYさまからご依頼でトイレの床の修繕と便器を取り替えることに。

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10年くらい前に、簡易水洗から水洗トイレに変えたため、
そんなに古い便器ではありませんが、
床が「ぼろぼろ」状態にで、床を直すために「節水トイレ」に交換します。

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床を解体して、びっくり。
普通では考えられないくらいに、傷んでいます。

設備屋さんから、これまたビックリすることが報告されました。

「ブラケットが付けてないんだけど・・・」
便器と排水用の部材つなぐときに、「ブラケット」と呼ぶ部品を付けて水漏れを防ぎます。
この部品が無いと、水どころか、・・・が漏れて・・・。

おまけに、「ブラケット」がトイレの中に置きっぱなしになっていました。

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と言うことは・・・。前の設備屋さんは、ブラケットをつけ忘れたことを知っていて、
そのまま工事を終えた???のかもしれません。
恐ろしいことです。

とにかく、Yさま邸のトイレのない不便な暮らしを一刻も早く解消するため、
前の工事のトラブルはちょっと横において、大至急工事を進めます。

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切り取った根太を補強して、

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合板の下地を張って、

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クッションフロアー(ビニール製の床仕上げ材)を張って、

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新しい便器を取り付ければ、工事は終了。
午前8時から工事を始めて、午後2時には工事を終え、新しいトイレが完成しました。

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ところが、「恐い」のはトイレだけではありませんでした。
トイレの工事中にYさまから相談を受けた「ベランダ」。
こちらは、もっと「恐い」。

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ベランダの床材から漏れた雨で、
ベランダを支える木が腐り始めています。
このまま放置すると、ベランダだけでなく、
家を支える、桁、柱も腐ることになります。

こちらも修繕の方法と、見積りを出すことになりました。
正直、こんな「恐い」お宅を平気で施工した工事会社が信じられません。

皆様も、お気を付けください。

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